銀行に預金しても、0.00xx%しか利息がつかない現代であっても、皆さんは、小さい頃に親から言われたとおり、銀行貯金を継続しているのではないでしょうか?同時に、株や投資信託は大損するから手を出してはいけない、というお金の教育を受けた方もいるのではないでしょうか?
今回のブログは、銀行預金の他に手元の資産(=お金)を増やす方法はないのか?株や投資信託は危険というけど、本当にそうなのか?どのくらい危険なのかを知りたいという人向けの内容となります。皆さんのお悩み解消になれば嬉しいです。
元本割れしない銀行預金が、投資の主流の時代もあった
投資、という資産を増やす方法の中に、株式投資・投資信託・不動産投資などの方法があります。どれを選んでも、結局のところは自己責任であり、元本(=手元のお金)が減るリスクがあります。もし皆さんが、絶対に元本が減るかも知れないというリスクを取れない、というのであれば、銀行預金が最適なのではないかなと思います。銀行預金の年率を、仮に0.001%とすると、年間の利息は以下のようになります。
1,000,000(万円の預金) x 0.001%(の銀行利息) = 10(円の年間収入)
昨年は100万円であった銀行預金が、今年は100万10円となるわけです。仮に年利が同じなら、来年は100万20円になります。これが、リスクを取らない(リスクテイクしない)銀行預金の現実です。たしかに、昭和中期から後期にかけては、年利3%という時期もあったようですので、銀行預金は”元本割れリスクの低い手堅い投資”だったのだろうと思います。私が小学生くらいの年齢が、ちょうど昭和後期にあたりますので、お年玉でもらったお金は銀行に貯金しておくようにと、親から言われた記憶があります。使う予定がないからということで、3年定期預金を組んでいたかも知れません、笑
一方で、我々の生きている現代における銀行利息は、年率0.00xx%であり、当時の状況とは大きな乖離があります。ですが、実家に帰ると”投資なんて危ないんじゃないの?”とか”郵便局に貯金しておきなさいよ!”などの親からのアドバイス(?)を毎回のように賜っています。困汗
タンス預金をしていても利息は一文もつかないわけですが、銀行に100万円を預金していても10円分の利息しか付かないのであれば、他にもっと良い方法があるのではないか?と思いますよね。そんな状況で、投資をすれば儲かる、などの記事や話を聞いてしまうと、現役世代の我々は気になってしまうワケです。笑
今回は、いくつかある投資方法のなかでも、インデックス投資を中心に内容をまとめましたので、ぜひ感想を聞かせていただけると嬉しいです。
投資信託(ファンド)って、何?
まず始めに、株式投資が、個別の会社の株を買うことに対比して、投資信託は複数の会社の株を買うイメージになります。また、株式投資がリアルタイムでの売買であることに対して、投資信託(ETFを除く)は、翌日以降の売買となります。つまり、投資信託は、株式投資のスピード感よりも圧倒的に遅い投資方法ということになります。言い換えれば、株式投資の値動きは目が離せないが、投資信託は、値動きに合わせた売買ができないため、値動きを見ていても意味がない投資方法となります。
では次に、投資信託の中身(どんな会社が入っているか?)について説明します。投資信託の中身は、業績によって入れ替わることがあります。つまり、業績の悪い会社は投資信託から外され、逆に業績の良い会社を組み入れるという作業が、自動的に行われます。このメリットは、株式投資は1つの会社の業績の傾向によって上下しますが、投資信託は複数の会社を対象としていることから、業績の悪い会社と良い会社の入れ替えをしながら儲けを追求していく投資方法となります。
インデックス投資は儲かるのか?
どうせ投資をするのであれば、大きく儲けたいというのが人の感情ですよね。私も同じ気持ちです。でも皆さん、落ち着いて下さい。投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏によると、”急いで金持ちになろうとする人が多いから、金持ちは少ないのだ”そうです。短い期間で多くのお金を得ようとするには、それなりに大きなリスクを取ることになりますので、結果として大損してしまうことが多い。むしろ、損失を最小限に抑えながら資産を少しずつ増やしていくというのが、お金持ちになる道のりであるかのように思えますね。
では、我々はどのような投資を行えばよいのでしょうか?という問いに対する私なりの考えを以下に記載します。
まずは、最近話題のビットコイン等の暗号資産には手を出さないようにしています。理由は値動きの変動幅が大きく、大きな儲けを得た翌日には大損をしている可能性があるためです。サラリーマンをしている私は、あまり大きな値動きが有ると夜もロクに寝ていられませんので。笑
そこで私は、インデックス投資の商品を毎月一定額買うようにしています。この方法であれば、私の身の丈にあったリスクを取れると思ったからです。仮に、毎月3万円分のインデックス投資商品を購入した場合、年間で36万円となります。もしこの36万円がすべてなくなったとしても、来年にはまた36万円を貯めることができると思っていますので、私にとってはそれほど大きなリスクではないということになります。
インデックス投資商品の運用実績は、もちろん各商品によってことなるのですが、概ね銀行預金よりも高い運用益で推移していると言って良いと思います。運用期間が15年、20年と長期になれば、一時的には銀行預金よりも低い利率になることがあっても、総じてプラス圏で推移していると思います。このあたりは、証券会社で投資信託商品を購入する際の”目録書”というに記載がありますので、目を通してもらえれば良いと思います。
過去の実績を、どこまで信頼して将来の期待値とするかは、皆さんの取れるリスクの大きさによって異なるものになると思います。まだまだ若い人は、30年の資産運用を想定できるし、逆に、60代の人は資産運用などせずに、手持ちの資産でどう楽しく人生を過ごしていくかを検討する方が良いのかも知れません。皆さんも、自分の取れるリスクの範囲で、投資の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?質問等があれば、可能な範囲で回答いたしますので、コメント欄にご記入下さい。
これからも、いろいろな事に一緒に悩み考えながら、より良い人生を目指していきましょう!
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