会社を休む連絡は、早いほうが良い

週末に熱を出してしまって、月曜日に出社できそうにない状態になったり、コロナ禍を経験して体調が悪ければ無理をせずに有給休暇の取得を推奨されている現在において、週末の休み中に会社へ体調不良の報告すべきか迷う人もいるのではないだろうか。

このブログを読んだ方が、いつ・どのタイミングで会社に連絡すべきかという悩みや、どういう状態になったら会社へ報告すべきかという悩みを解決できれば嬉しいです。

会社への休みの連絡は、早ければ早いほど良い

昭和の時代には、”熱があっても会社へ行く”、”休むかどうかは上司が決める”などの、都市伝説のような悪習があったという話を聞いたことが有ります。体調不良で会社を休むという連絡は、早ければ早いほど良いというのは令和の現代では当然のことだと思います。しかし平成時代の私自身は、会社でチームリーダーの立場になった20代後半に、”熱があっても会社に行きどうしても体がシンドイ場合はお昼で早退して帰ってくる”というとんでもない判断軸で生活をしていました。これでは早退して帰ってきても半日しか休息を取れないため体調は回復し切らずに翌朝を迎えていました。そして翌朝も同じようにとりあえず会社に出社していたため、なかなか体調は回復に至らず、だいたい週末までかかっていたという記憶があります笑

しかし時代は、平成を終えて令和に移り変わりました。

令和の現代では、体調管理を含めて自己管理・自己判断できる人材が一人前の社会人と見なされており、さらにコロナ禍を経験したことで、より自己判断を求められる時代になっているのではないでしょうか。今までのように、”上司に判断してもらう”という消極的な考え方は改めなくてはならないということを皆さんも感じているのではないでしょうか。”どうすれば良いか?”と上司に答えを求めるのではなく、”自分はこのように状況判断してこの段取りで進めて行こうと思うが、欠落している視点や対処しておくべき事柄があれば指摘してほしい”という質問に変えていくべき時代なのではないのかなと感じています。

そのため、体調が悪いと思ったら、それが土曜の朝であっても上長に連絡して良いのではないかとおもいます。そして、日曜の夕方のタイミングで体調が回復していれば、月曜の朝は普段どおりに出勤する旨を伝え、もし回復していなければ、休んで病院に行くという報告をすれば良いのではないでしょうか。自分の代わりは1日程度であれば上司やチームメイトの誰かができるので、今日は体調回復に専念しようと割り切った考え方をするのが良いのかなと思います。

このように、自己判断を求められる現代では、”どのタイミンでどのような判断軸からどう判断したのか?”ということを明瞭完結に説明できるの人材が重宝され、自分自身も生き易いのかなと思います。

では、判断するまでに至る思考はどのように養われるのかを掘り下げてみようと思います。

判断には理由も持たせ、小さな判断を繰り返す

人は、日常の生活のなかで小さな判断を繰り返している、という話は皆さんも聞いたことがあると思います。実際には、”今日の天気予報で、雨が降るかも知れないと言っていたので、折りたたみ傘を持っていこう”とか、”肌寒い状況に備えてジャケットを着ていこう”という判断を、朝起きてから家を出る前に10個くらい繰り返しているらしいです。普段なんとなく毎日のように行っている判断なので、あまり判断軸と理由を意識することは少ないと思いますが、この場合の判断軸は、”天気予報”になりますね。

天気予報で、折りたたみ傘を持って外出した方が良い、と言っていたので、折りたたみ傘を持っていく。という判断をしているわけです。もちろん100%天気予報の情報で行動するわけではないですが、天気予報という情報源が判断に影響しているということは言えると思います。

このように、”なぜならばこうだから”という判断理由にあたる部分は、自分の思いや感覚ではなく、天気予報などの第三者の意見や客観的な事実を用いる方が説得力が増しますね。

ですので、皆さんの日々の判断も、主観的な説明にならないように、第3者や客観的な情報にもとづく判断となるように理由付けをしてみてはどうでしょうか?その訓練を繰り返すことが、判断のタイミングと判断軸の迷いから開放される方法のひとつなのかなと思います。身につくまでは難しいですが、説明は、主観に偏らないように意識しながら、毎日を過ごしていきましょう!

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